禁酒編②|お酒がそばにいてくれた理由

※本記事は筆者個人の体験および見解に基づくものであり、効果や結果を保証するものではありません。
また、医学的・専門的判断を行うものではありません。

この禁酒編では、
憎くて仕方なかった、
でもどうしても手放せなかったお酒が、

実はどんなふうに私に寄り添い、
支えてくれていたのか。

そして、
そこからどうやって
少しずつ独り立ちしていったのかを
書いていこうと思います。

前回の記事はコチラ

目次

お酒との付き合い方

と、さもお酒から卒業できたように書いていますが、
完全に禁酒できたわけではありません。

でも、
「今日は飲まない日♪」と
休肝日を楽しめるようになったし、

何より、飲んでしまったとして

以前のように大きな罪悪感を抱くことも、
深い後悔の念を抱くことも
自分のことを責めまくるようなことはなくなりました。

飲みすぎることもあるけれど、
「ま、いっか」
といった形で自分を許せるようになりました。

お酒がわたしに与えてくれていたもの

禁酒に取り組む中で、
「お酒って、めちゃくちゃ私を助けてくれてたんだ」
という事実に気が付くことができました。

そして、その気づきこそが、
お酒と健全な関係性を築くうえで
とても大切なファーストステップになっていました。

今回は、お酒が私にとってどんな役に立っていたのか、
その気づきについて書いてみます。

① 友達づくりを手伝ってくれた

私がお酒を飲み始めたのは、専門学校2年生、20歳の頃。
(ちゃんと合法です。真面目)

当時の私は、
人と話すのがとにかく苦手でした。

友達づくりはもちろん、
誰かと二人きりになるだけでパニック。
「今日のお昼どうする?」
そんな一言すら、一大イベントでした。

そんな私を救ってくれたのが、お酒でした。

初めて飲み会に参加したとき、
「魔法みたい」と思ったのを覚えています。

言葉が出てくる。
みんな楽しそう。
私も、楽しい!

お酒を介せば、
だいたいの人と仲良くなれる。

その感覚は、私を大きく支えてくれました。

その後、社会人生活を送るなかで、
人と関わる経験を重ね、
日常会話に困らない程度の
コミュニケーション能力は、少しずつ身についていきました。

それでも、お酒は
私にとって“頼れる補助輪”のような存在で、
緊張しやすい場面や、
初対面の人と距離を縮めたいとき、
20代の私を大きく支えてくれていました。

いつしか私は、
「ノリがいい人」「話しかけやすい人」
そんな印象を持ってもらえることも増えていきました。

夜に食べる恐怖から解放してくれた

長年の食事制限で、
「夜に食べたら太る」という
強い思い込みを持っていました。

体は欲しがっているのに、心はNO。

そんな私にとってお酒は、
夜に固形物を食べることへの
強い恐怖心を、やわらげてくれる存在でもありました。

お酒には食欲を刺激する作用がありますよね。
そのおかげで、
「食べてはいけない」という緊張がほどけ、
結果的に、体に必要なものを
受け取れていた部分もあったのだと思います。

当時の私には、
自分の状態を客観的に整える余裕がなかったからこそ、
お酒がその役割を引き受けてくれていた。
今振り返ると、そんなふうにも感じています。

③ 長い夜を、あっという間に終わらせてくれた

20代前半、私は飲食業で働いていました。
朝8時から夜12時までが拘束時間。

その後、9時〜17時の仕事に転職したとき、
「夜って、こんなに長いんだ」と驚きました。

暇=将来の不安を考えてしまう私にとって、
なにもしない夜は、短いほうがよかったんです。

お酒を飲んでいると、不思議と
2時間、3時間があっという間に過ぎていくんですよね。

当時は、女性専用のシェアハウスに住んでいて、
住人同士、家で飲むことも多く、
安心できる環境で、
経済的な負担も少ない形で
お酒を楽しむことができました。

他愛もない話をしながら過ごす夜は、
気づけば一日をやさしく終わらせてくれる時間でもありました。

気づきから、実際に自分を変えていく

こんな風に一見、
嫌で仕方ない存在も
実は、私たちの味方であることがあります。

次の回では、
気づきを得た後、
どんな風に変わっていったのかを
書いていこうと思います。

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